【3月21日=バグダッド発 その8】
バグダッドに常駐するアメリカ大手のあるテレビ局は、コックから清掃担当まで含めると、総勢50~55人体制。
25人がイラク人、そのほか、常駐の護衛・警備は18人で、すべてイラク人。それ以外に4人の民間軍事会社スタッフが待機していて、街での撮影・取材には必ず同行するという。ほかにヨルダン人スタッフが5人。アメリカ人は通常わずかに1人か、2人だという。
そこのアメリカ人記者に会って話を聞いたとき、「ここで外出するとき? 恐らく救急車に乗って運ばれるときだけかな」と、彼は笑いながら言っていたが、僕はとても笑えない。
僕はこちらでは総勢2人体制。通訳・助手を務めてくれるヘンドリンと一緒。きょう(21日)彼は、取材先の病院でドアにぶつかって眼鏡を破壊。いや困ったなあ。普段でさえも取材やインタビューで、アレンジからアポ取りまで非常に時間がかかるが、いまのこの街の状況では仕方ない。ゆっくり進めたいのだが、しかし明日が週末配信の3回分の原稿締め切りだ。
ブログをアップするのも、結局一時間ぐらいはいつもかかってしまう。
きょうはこの辺でおしまい。原稿、原稿。
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綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai
映画「Little Birds~イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
全国各地で上映中
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2006-03-22 01:44
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Ganbattekudasai!
by ぱん姉 (2006-03-22 12:09)