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「2014年」

GW、お盆、年末年始。

一年の間で世間がお休みに入るこの三つの時期が来ると、どうにも身体が動かなくなって、外に出たくなくなって憂鬱になる。別に病気でもないのに、身体と心がだいぶ重い。

明日からの長野を皮切りに、5月~6月はまた映画の上映で各地を回らなければならないのだが、
去年なかなか上映が広がらなかった九州地区が、いまごろになって増えた。
大分・福岡・熊本など、詳細はこちら→http://www.littlebirds.net/gekijo/gekijo.html

テレビ番組と違って、映画の「寿命」はじわじわと長くて、その広がり方も予測がつかない不思議な「生き物」だ。

以前ブログでも書いたが、http://blog.so-net.ne.jp/watai/2005-08-18 九州のある県では昨年上映会が中止になったこともある。だから、せっかくの機会なので多くの方に観てもらえればうれしい。

さて、雑誌「広告批評」http://www.kokokuhihyo.com/magazines/が、06年1月号で憲法を特集している(「この国のこれからのカタチ-憲法前文のイミ)。去年も同じような特集を組んでいたが、この雑誌の憲法企画がとても興味深くて好きだ。

その中で作家・池澤夏樹さんは、いまの憲法改正への動きが今後どんなことをもたらすかを書いている。
「(中略)これはもう右傾を超えて右倒とでも呼ぶべき事態だ。今にも倒れそう」

なるほど、よく世間で「右傾化」「右翼化」という言葉が使われるが、それを超えて確かにもう「倒れ」そうだ。以前ブログでも書いたが、いまにこの国は「脱線」するぞ。http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-01-04 

一方で、「憲法(9条)を守ろう」という言葉を「護憲派」の人たちがよく使うが、その言葉を連呼するだけで、唱えるだけで、叫ぶだけで本当にいまの「憲法」を守れるのだろうか。「憲法9条を守ろう」という言葉は、いますでに「9条を守ろう」と思っている人には言う必要がない。言わなくてもみんな無言でうなづいてくれる。あえて言えば、それこそ実は「ワンフレーズ・ポリティクス」におちいっている。いまの首相よりも、よほど。

何度か講演でも話したが、「憲法(9条)を守ろう」という言葉は、「憲法を守ろうとしない人たち」には届かなくなってきている状況が目の前にある。憲法改正の前に、いろんな外堀の「法律」が作られ、変えられていく。前田哲男さんが言っていたが、すでに憲法は破壊された「破憲」状態にある。

「何が何でも改憲を目指す」人たちを説得するのは確かに難しい。しかし、はっきりとした論理や根拠で「改正賛成」の人ではなく、「何となく変えた方がいいんじゃない」「いまの時代の流れなんだし」「外から押し付けられたものだし」「国際情勢の変化もあるし」「北朝鮮とか恐い国もあるんだし」「中国だって軍備増強しているし」「テロリストが攻撃してくるかもしれないし」「軍隊もつのが普通の国なんだし」…というような人たちが最も多数派だと思う。彼らに対して、「憲法9条を守ろう」という言葉は「届く言葉」なのだろうか。

その言葉に対して彼らが振り向くとは思えない。恐らくこういって無視されるだけだろう。

「またあの『左翼』の人たち、同じこと言ってるなあ」

「憲法(9条)を守ろう」という言葉、そのキャッチフレーズやスローガンだけで「憲法(9条)を守れる」時代はもう過ぎている。『「9条の会」http://www.9-jo.jp/がこれだけ全国に広がっているのですから(現在全国で4500を超えている)、そこに希望がある』と共産党の人が言っていたが、ではなぜそれと政治状況が連動していないのか?この10年で護憲政党が議席を減らし続けるのはなぜなのか?「小選挙区制が悪い」と言う理由は確かにわかるが、それを差し引いても「選挙での負け方」がひどすぎる大敗なのだから、負け惜しみにもならない。

だからもっと新しい言葉、具体的な言葉や説明を、それぞれの人たちが様々な形や方法で生み出さないと、特にいま10代、20代ぐらいの若い世代の人たちには届かない。響かない。「憲法(9条)を守ろう」というキャッチフレーズ・スローガンではこの先、「負ける」ことは目に見えている。

「憲法を変えて、戦争が出来る国にしない」とよく「護憲派」の人たちが言うが、その「戦争」が具体的にイメージできる人はどれだけいるのか。「北朝鮮がテポドンを撃ってくる」「アルカイダのテロに巻き込まれる」ことの方が逆にリアルだったりするのかもしれない。そうなると「備えあれば憂いなし」の言葉の方が響いてしまう。

それと、改憲派の人たちは「戦争が出来る国にしよう」と思って憲法を変えるわけでもない。彼らは戦争をする気なんてさらさらない。そんな「戦争で戦う覚悟」は最初からない。戦争の実態なんて彼らは知らないし、この国が起こしてきた戦争さえも知ろうとしないのだから。

「改憲を進める人たち」の認識なんて、おおざっぱに言えば以下のような程度じゃないのか。

「我々のやることに対して国民はなるべく黙って従ってほしい。そのためにも反対勢力を最初から排除したい。いざというときは多くの国民の協力を得て、国民が自発的に国防に力を入れて、我々に自発的に協力してくれることが望ましいので、そのためにはいまの憲法は何かと都合が悪い。『共謀罪』もいまのうちにつくっておけば、直接この法律を使わなくても、我々にたてつく人たちはみんな自発的に萎縮するだろう。そして我々に協力しない国民は自然に『非国民』扱いされていくだろうから。さらに自衛隊の権限をあらかじめ広げておけば、いざというときに彼らを最前線で使えるわけだし、アメリカ軍との協力もうまくいくだろう。そのためにも自発的に『国家を愛する子どもたち』がこれから何よりも必要だ。日の丸・君が代には自発的に斉唱・敬礼するような『素直な』子どもが望ましい。だからいまの教育基本法では都合が悪い。なので、徴兵制だって実は必要ない。なぜなら格差社会がこのまま安定してくれれば、貧しい層の人たちの中の一部は自発的に『自衛軍』に入ってくれる。それで十分アメリカ軍の後方部隊として活動できるだろう。これでわが日本も安泰だ。」

キーワードは「自発的」。国民自ら協力するということ。これが彼らの目指す「完成形」だ。

5月3日は「憲法記念日」だが、この祝日いつまで持つかな。来年はまだ大丈夫かもしれないが、その次あたりはもう祝日じゃなくなっているかもしれない。ジョージオーウェルの「1984年」ならぬ、在日米軍再編が完了する「2014年」の日本で、僕は43歳になっている。それに向けてカウントダウンが始まったのか。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/the_constitution_of_japan/?1146574245

「脱線」してから、「急ブレーキ」踏んでも遅い。

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綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai

映画「Little Birds~イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
DVD発売・各地で上映中
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2006-05-03 01:13  nice!(1)  コメント(13)  トラックバック(1) 

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岡まさはる

「元気と勇気は出せば出すほど湧いてくる。」 あんまり好きじゃないさだまさしさんの言葉です。でも、この言葉は、さすが、さだまさしと思う。
 綿井さんが「リトル・バーズ」で言ってる「実感」。これが、憲法九条維持の鍵だと最近「実感」した。「平和の実感」「戦争の実感」。少し頭の固かった私ですが、綿井さんの作品や言動を通して、頭を柔らかくして、じわじわと、私よりも若い人たちと共にやれそうな気がして、やってます。
 若い世代が、結局、戦争に行かされるようになってしまうんだから、若い世代が「平和」ってどんなものか実感し、「戦争」の実感を持つことが大切。時間がかかって、まにあわない可能性もあるが、さらにその次世代をも意識して。「非国民」って言われても。
 「どんな高尚な理念の元でも(例えば、国際平和構築のため、国連に日本も武力貢献しなければ、とかいう考え方)戦争が起こってしまえば、そこでは普通の人々の普通の暮らしが破壊されてしまうし、血が流れるし、人が死ぬし、あなたは人を殺せる人間になりたいんですか?血を流さなくてすむ国際平和構築の方法を日本は選択してるんだって胸張って国際社会に発信したらいい」って考えてもらうきっかけをつくれるといい。もちろんそれで万事OKじゃないこともわかっている。が、少なくとも現9条を崩すことで、脅威は増すし、事態はより悪い方向へ進むことを、改憲したい、または迷ってる人たちに伝えるというのはどうだろう・・・?ああ、その伝え方に綿井さんは悩んでるのですね。
 若い世代と上の世代両方にそのまま通じる「言葉」というのはなかなか見当たらないでしょうね。若い世代には、言葉より実感かな。
 戦争経験した世代でさらに現憲法九条変えたほうがいいなんていう、じいさん、ばあさんは、ホントこまるよねー。実際に、そんな人と直接話したことはないんだけど。あんたたちこそ戦争責任を負え!と私は言いたい。
 綿井さん、43歳になるまで8年あるよ。できることはまだまだある。あなたにしかできないことが。(←ちょっとプレッシャー?)日本の社会のさまざまな「現場」でそれこそ、綿井さんが実感したことがヒントをくれるかもしれないんじゃないですかー。「現場」に「答え」があるってよくいうしね。
by 岡まさはる (2006-05-04 13:51) 

H・M

憲法9条改正推進派は、この問題を他人事のようにとらえているにすぎない。確かにその代償を払うのは国民であり、国家権力とその同調者たちは、有事の際には責任のなすりつけと責任逃れの言い訳に終始するでしょう。うんざり!
by H・M (2006-05-06 16:54) 

志麻王

↑あんた本気で言ってるの?
俺はね、よく外国から侵略されてもいいじゃない
抵抗せずにいれば被害は最小限で済むって言う人を見かける

でもそう言う人に限って外国から攻撃されたら逃げ出すんだってさ
要は他の日本人に死んでもらって「平和のための自己犠牲」を果たしたつもりなんでしょうね

普段は日本を攻め込む国なんて無いとか外交努力だけで戦争は回避できるとか攻め込まれても、それで滅ぼされて良い民族と思われれば良いなんて言っていた事もすっかり忘れてね

(日本は反省しろと言いながら本人は他の日本人や政府に戦争責任を任せて自分自身の反省をすっかり忘れているようなもの
自分で気に入らない人へタカ派とレッテル張りしてその人たちに全ての責任を取らせようとしたがる似非リベラルのような)

そして逃げた国では「やはり自衛隊に国を守ることは出来なかった」と
嘆いているんでしょう
でもそのための原因として非武装や軍縮を主張した人たちはだれひとり
侵略軍に平和を唱えることもないし
困っている人をどれだけ助けることが出来るのだろうね


こう言う人たちには死んでも護憲を主張し続けるだろうけどさ
最低限日本の周辺国は全て軍拡中であって(世界の国で軍縮している国が日本以外にあるかい?)
当の日本はここ10年ずっと軍縮中

みんなが軍縮しなければ平和なんて来ないって気付いて欲しいね
by 志麻王 (2006-05-06 17:25) 

志麻王

それと外国に攻め込まれても良いとか
領土くらい譲ってあげればいいとか
戦争になるくらいなら全部あげちゃえなんていう人は

他人の持ち物でそうするんじゃなくて
自分の財産をまず外国に貢ぐべきだろうね

そうやってなんでも責任を他人に取らせて
無責任な平和主義ができあがるんだ
by 志麻王 (2006-05-06 17:35) 

九郎政宗

【九郎政宗の、『愛国ネチズンにああ言われたらこう言い返せ』コーナー----ッ!!!】

▼決まり文句「日本が攻められたらどうするんだ」
・・・はいはいはいはい、出ましたね平和ボケのこの一言が。
ていうかね、こういうことを言うやつは戦争というものがわかってないよね(@∀@) 「どこかの国」が戦争を起こす、そのためにはコストも理由も必要ないと思ってる。「戦争は何のためにやるのか」という基本が理解できてないから、「日本が攻められたらどうする」みたいな恥ずかしいことを言う。夢みたいな話やな。夢やがな。
中国共産党あるいは朝鮮労働党のトップにしてみれば、「日本に攻めこむ」ことのメリットよりデメリットの方が大きいことは明らか。資源小国・経済大国の日本という国は、たとえば市場やスポンサーとして利用するほうが彼らにとってもおいしいのだ。そんなこんなで中国は日本の最大の輸入相手国となりましたとさ。金の卵を産むニワトリを殺すバカはいないよネ。まー愛国ネチズンは損得勘定ができないみたいだから、わかんないけどねw

てか、説明してくれよ。どこの国でもいいからさ、日本に攻め込んでどういう目的が達成できるの?それはデメリットを打ち消すだけの値打ちがあるの?そういう具体的なコストの話になると愛国ネチズンはグダグダだよねw コスト概念のない人間は資本主義社会じゃ使い道ねーぞwww 
実社会じゃ使えネー人間が、空想の中で「起こりもしない侵略戦争から国家を守る愛国者」気取るのカコワルイ

ついでにいえば、日本はとっくにアメリカに土地も財産もささげてますけど何かw
アメリカのイラク侵略戦争に金も人も出してる侵略国家になってますけど何かw
そういうことはスルーかよw とんだエセ愛国者だなwww(@∀@)
by 九郎政宗 (2006-05-07 09:01) 

岡まさはる

↓九郎政宗どの、いいカンジ!本気で中国や北朝鮮が攻めてくるって思ってる人たちが、9条変えろ派なのか。その脅威が現実的なのかどうかを考えてもらうというのがいいのですね。
 戦争起こって戦おうと考えている勇ましい愛国者の人たちって、なんで、アメリカに対しては物言わないの?アメリカに原爆まで日本は投下されてるんですよ!アメリカは、戦後、日本を植民地にこそしていないが、植民地状態と同じにしているじゃないか。沖縄なんてその最たるものだぞ。しかもその沖縄の基地からイラクへ戦闘機がとんでいく。私の税金がめぐりめぐって、イラクの罪のない子ども達を殺してる。自衛隊まで武器もって行ってる。不幸中の幸いは現9条のおかげで、日本の自衛隊がイラク人を一人も殺してはいないこと。
 エセ愛国者に言いたい、「現9条こそ日本の誇り」って思わない?
 日本ってのは、昔から異国の文化や宗教を上手に受け入れて発展してきた。その日本の多様性は、パレスチナ・イスラエル問題という難題にだって、一筋の希望の光をあたえることができる。
 日本の近現代史における失敗は、欧米の帝国主義を真似して同じアジアを侵略してしまったこと。幾多の犠牲があって手にすることのできた現9条をアメリカの世界戦略の都合で変えさせようなんて、そんな手には絶対に乗りたくないねー。これ手放したら、自分が罪のない人々を殺さないといけなくなるし、絶対に戦争を誘発することになるだろう。
 「敵」というのは、どこかの国ではなく、むしろ市民を上手にコントロールして、市民を犠牲にして甘い汁をすすろうとたくらんでる奴ら。日本の市民はもっとアジアの人々と共に連帯して、そういう「敵」に対して抵抗していくべき。だまされちゃいけないよー。
 ちょっと、愛国的発言になったけど、もっと、スケール大きくしてアジア人で生きていきたいと思う今日この頃。本気で日本を愛してる者は、そのルーツの中国や朝鮮半島と戦おうとは思わない。岡倉天心のように。そして、日本の現憲法9条平和主義とインドのガンジーの非暴力主義で完璧。さすが、アジア!アジア万歳!
by 岡まさはる (2006-05-07 10:04) 

九郎政宗

>「届く言葉」

・・・届くかどうかは別として、
「あなたの戦争責任を償ってください」とか。
もちろん、「イラク侵略戦争に加担した侵略国家の国民としての戦争責任」です。
(言葉の正しい使い方としては「戦争犯罪を償って・・・」なのですが。それはさておき)

その「償い」の一環として、「これからも憲法9条を政府に徹底的に守らせていく」ということが必要になると思います。
by 九郎政宗 (2006-05-07 11:02) 

NO NAME

そんなに「周辺の国」が怖いなら、その「周辺の国」に近い日本海側に沢山の原発がある状況を変えなければならないね。あんな危険なものが「仮想敵国」に近い場所に設置してあるなんて、それこそ「国防上」の大問題だ。即刻停止させて、太平洋側か瀬戸内海にでも作り直さないと。
戦争ができる国になりたいのなら、そういうところから直していかないとまずいんじゃないのかな?
9条の改正に賛成の人たちは、もちろんそんなこととっくにわかっていて、原発反対運動に全面的に賛成してるよね?
by NO NAME (2006-05-08 04:21) 

田中 浩二

はいはい、また九朗か。
確かに「今の現状」で日本を攻めようとする国は100%で無いとはいえ
恐らくないでしょう。
しかし、国防ってのはそんな短期のスパンで考えるもんじゃないんです。
10年、20年先を見越してやっていくものなのです。
だからこそ、中国に対して警戒してるのです。
今ですら尖閣の領有を主張したり、領海侵犯を犯して平然としてる国です。
軍事力を増強してる中国が将来、ちょいと軍事バランスが崩れた時に
どういう行動をとってくるか。
また、どのような不測の事態が起きるかも分からない。
拉致問題もそうでした。
一般人拉致して北朝鮮になんのメリットがあるの?
そう思ってた人は沢山いたでしょう。だが拉致は実際にあったわけです。
もちろん、拉致問題と軍事問題は一緒にするような問題ではありませんが
不測の事態というのは起こりうるもので起こった時に対処する組織が
きちんと法律にそって迅速に動けなければ意味がありません。
起こってから考えても遅いんです。
この位の事も分からないから九条馬鹿はお花畑だと言われるんです。
by 田中 浩二 (2006-05-09 02:14) 

ともっち

自衛隊が軍隊で、憲法9条が改正されていたら、本当に不測の事態に対処できますか?
9条が改正されて軍隊を持つようになったら、アメリカとともに果てしなく戦争する国になることは考えられませんか?
どっちの頭の中がお花畑なんだろう・・・
by ともっち (2006-05-09 09:30) 

しのぶ

素朴な疑問。拉致問題って、軍事力増強して防げるものなの?
むしろ、北朝鮮と日本の間に国交がなかったから起こったんじゃないの?
 結局、軍隊は何を守るの?軍隊が守るのは「国家」で、「私」を守ってはくれない。
 不測の事態ってのは、予測できない事態のことですよね。それを法律に則って、軍事的な組織が、迅速に動くことなんて、できるのでしょうか?現実離れしているような気がする・・。
by しのぶ (2006-05-09 21:49) 

mine

私もしのぶさんの意見に賛成。

世界一の軍事大国アメリカは、その軍事力をもってしても911テロを
防ぐことができなかったじゃない。
そればかりか、イラク戦争というテロとは無関係な戦争まではじめて、
戦死者はテロの犠牲者をうわまろうかとも言う勢い。
「軍隊は国民を守らない」のはアメリカで証明済み。

軍備を増強して隣国の敵愾心をいたずらに煽るよりも、
日本が世界各国やとりわけアジアの大国にとって
「仲良くしておいたほうが得!」
と思わせる努力をするほうが重要だと思いますが。
by mine (2006-05-10 15:57) 

popper

集団的自衛権を認めるように解釈を変えればいいので、憲法改正する必要はない。9条が守れれば別に誰も騒ぎ立てしませんから(笑)。
エネルギーのムダです。
by popper (2006-05-14 16:20) 

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