綿井健陽の“逆視逆考”PRESS

私は、ニュース番組をほとんど見ないので、今日はじめて最初から最後まで『報道ステーション』を見た。
いつから日本経済新聞提供になったんだ、と思うような経済至上主義番組だった。あ、日経は裏で『ガイアの夜明け』やってたんだった。もう、どこもかしこもそうなのか。企業万歳?景気が回復すれば万歳?
その経済が、プール事故やエレベータ事故や欠陥マンションを生んでいるのが見えないのかな。プール事故だって「かわいそう」や「ひどい」を共有させて、それだけで一致団結させようとするなよ。
そうやって、自分に向かわない感情を増大させる習慣をつけさせるのは止めてくれ。
民間委託の名のもとで、どんどん安全第一な部分も民間にまかせていたのは誰だよ。
それで、どんどん下請けが安く安く受けるようになって・・・。そうしないと仕事が取れなくて。こういう循環をつくってるのが今の日本の経済なんじゃないのかな。それを、突き詰めもしないで、子どもの思い出ビデオを流してどうしたい。
レバノンの扱いの短さに唖然とする以上に、そのレポートを囲む別のニュースに日本の位置を見た気がする。日本が、久しぶりによく見えた。萎えた。もう最悪。この国で半径50センチでジタバタしてる自分も最悪。
by スリーエス (2006-08-01 23:19) 

本当に日本のニュース番組にはいつもイライラさせられます。
どの局もたいして変わらないスタンスで、とても重要だとは思えないようなことを長々と報道して、大事なニュースは提供しないかまたはほんの少しだけ。
なにか、見えない力で日本のニュース番組は支配されていて、日本人が真実を知ったり考えたりしないようにしているとしか思えない。
by ともっち (2006-08-03 21:52)