誰が喜んでいるのかなあ
選挙翌日の朝9時台の山手線電車に乗ったが、誰もウキウキしていない。
テレビで見る限り、首相以外で自民党の幹部も誰もウキウキしていないように見える。
自民党に投票した人たちでさえも、それほどウキウキしているとは思えない。
テレビも新聞も、ネット上でも、みんな分析・批評を展開する。僕も同じようなことをする。
そして、首をひねって、ため息ついて、黙り込む。
しかし、まだいろんな選択肢がありそうな気がする。
様々な選択肢をこちら側から生み出せそうな気がする。
「二者択一」
「YESか、NOか」
「従うのか、従わないのか」
そんな社会よりも、いろんな選択肢を自分で考える方がウキウキできそうだ。
次の希望は今はもてないかもしれないが、さほど絶望しなくてもよい。
「どんなところにいっても、ものごとをしっかり考えているひとたちがいる」(「ぼくが世の中に学んだこと」鎌田慧著=ちくま文庫)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480026037/249-7544846-1486758
全国各地を回って、様々な人に出会って、僕も実感している。
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綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai
映画「Little Birds~イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
全国ロードショー上映中
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